あけましておめでとうございますというには少し過ぎましたね。
新年早々、自分の猫の抜歯をいたしました。
前々から口臭が気になっており、歯石もかなりたまっていました。いずれ口内炎になって痛くなるだろうとの予測のもと、もう12歳なので元気なうちにやってしまおうということです。
特に猫は口内炎になりやすく、歯を残していると悪化して潰瘍になってしまいます。
そうなってしまうと食べるのが困難になりますので悪化する前に抜歯をするのが望ましいです。
もちろん麻酔をかけますので術前検査も行ってから実施しました。
麻酔や処置は、普段患者さんにやっているものと全く同じです。「自分の猫だから特別のなにかを使う」ということもありません。
手術の日の朝は察したのかソファの下に避難していました。
さて、抜歯の後は次の日には元気になりました。
ご飯も催促するほどバクバク食べていてほっとしました。
悪化してからの治療よりも早期の治療の方が回復も早く有効なんだなあというのが身を持って再認識できました。
そうは言ってもなかなか麻酔をかけて抜歯となると抵抗がありますよね。
今回の件が、口内炎や歯肉炎を持つ猫ちゃんの飼い主さんにとってケーススタディとして役立てていただければ幸いです。
大阪府茨木市もみじ動物病院
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