こんにちは!
今日は、動物本をご紹介します。
「人として大切なことはチンパンジーが教えてくれる」
です。
多摩動物公園で生まれた直後から育児放棄されたチンパンジーの赤ちゃんを、飼育員が育てながら群れに戻すために奮闘する姿を飼育員自ら語っています。
チンパンジー同士の力関係や人間(チンパンジー)関係、それぞれの性格などいろんな要素と飼育員の工夫が当事者ならではの生の声で語られているので、とても興味深く引き込まれてしまいました。
執筆に携わった飼育員は実は、私(院長)の大学時代の同級生です。
学生時代から熱心にオランウータンやチンパンジーの飼育員になるべく努力をしていました。いろんな動物園にどんどん実習に行って実地で学ぶ姿に、とにかく尊敬していました。
見事、現在夢を叶えて、動物園で働いています。今も、その熱意と努力は素晴らしく、かなりの活躍をしているようです。(動物園飼育員を夢見て入ってくる新入生は結構いますが、実際になることができる人は少ないのです)
彼に学生時代言われた、「同世代で自分が一番(飼育員になるための努力を)やってる自信はある」という言葉は、ズシーンと心に刺さりました。日本の同級生の中では一番やってるから必ず飼育員になれるというその言葉通り、努力を続けて目標を達成し、今なお一線で走り続ける姿はすごいの一言です。
自分も頑張ろうと思う刺激を与えてくれる存在です。
ちなみに彼はたいそうイケメンです。本の中にもチラホラ写真が出てきます。ご興味がある方は、診察室においてますのでご覧下さい。
大阪府茨木市もみじ動物病院